【独学まとめ】土地家屋調査士試験で購入したもの

2020年1月26日

平成31年度土地家屋調査士試験の基準点が発表されましたね。
昨日試験を受けてきたような気分でしたが、あっという間に1か月がたってしましました。
私は、択一20問中18問正解しており、今年の基準点13問をクリアしておりました。
ここで一度、私が今年の受験に使用した参考書、問題集、その他筆記用具等をまとめてみようと思います。

測量士補試験に使用したテキストは↓↓

テキスト

土地家屋調査士試験 登記申請書と添付図面

登記申請書と添付図面」は典型的なテキストです。司法書士合格者で独学でやる場合には必須かと思いますが、そうでない人はほかにもっと詳しく書かれているテキストがあった方がよいかもしれません。

内容はあっさりしていますが、申請書の書き方、図面の書き方がわかります。

「土地家屋調査士 測量計算と面積計算」

測量計算と面積計算」は、独学者には必須です。絶対購入することをお勧めします。

内容は、作図に必要な計算方法が書かれています。

土地家屋調査士試験では、関数電卓を使用しますが、ぶっちゃけ電卓の使い方がわかりませんが、この本には電卓の使い方がすべて書かれています。

おそらく予備校に通っていれば、教わるのであろう楽な計算テクなども書いてあります。

土地家屋調査士試験は、時間の勝負です。

1秒でも計算を早くしたいのであれば、この本を買って損はありません。

問題集(択一編)

土地家屋調査士過去問セレクト午後の部・択一

択一問題集は、LECやアガルートアカデミー等の予備校などもおそらく出版していると思います。

どれを使っても同じだとは思いますが、必ず過去問集を買うようにしてください。オリジナル問題集などは基本的には不要です。

私はテキストと同じ法学書院が出版している「土地家屋調査士過去問セレクト午後の部・択一」を購入し、試験日までに4回以上すべての問題を解きました。

択一対策をする場合の注意点ですが、テキストを読んで過去問を解くという順序ではなく、いきなり過去問を解いた方が効率が良いと思います。

このやり方だと一回目は全く解けずに、答えを見るだけになるかもしれませんが、2週目、3週目と回数を重ねるごとにわかる問題が増えていくと思います。

問題集(書式編)

土地家屋調査士受験100講〔Ⅲ〕書式編改訂3版

書式対策は、「土地家屋調査士受験100講〔Ⅲ〕書式編改訂3版」を使いました。

100講と書いていますが、基本問題が約50問、応用問題が約10問、平成21年から平成23年までの過去問で構成されています。

正直、土地家屋調査士試験の書式のパターンは、これ一冊をこなせばほぼすべてに対応できるのではないかと思います。

ただ、平成21年から平成23年の過去問はかなりの難易度なので、基本問題と応用問題をこなしただけでは解けないと思いますが、近年の本試験ではそこまで難しい問題が出題されておらず、むしろ基本問題に近い問題が出題されておりますので、基本問題を何度も繰り返しておくことが大切だと思います。

ちなみに、私は全問題4回しましたが、3回目・4回目は申請書の確認・図面は土地については座標値の算出、建物についてはフリーハンドの作図をしました。

きんざい 登記六法

たまに六法を使わないという人がいますが、必ず六法は引くようにした方が良いです。

土地家屋調査士試験には、「登記六法」が便利です。

択一問題を解いた後、解説に記載されている条文は面倒ですが確認すると、過去問と違った問われ方をしても対応ができます。

また、登記六法では、調査士法や不動産登記準則、その他先例等の掲載もあるのでその点良いです。

文房具等

関数電卓 カシオ fx-375ES-N

関数電卓は必須です。

私は、カシオのfx-375ES-Nを購入しました。

基本的には使いやすいものがよいですが、試験に持ち込み不可の電卓もあるので、よく確認をしたうえで購入をおすすめします。

ちなみに、試験には、予備を含め2台電卓を持ち込みできます。

私は心配症なので2台購入し、試験に持参しましたが、2台目は1度も使わず試験中も机の上に置いているだけで邪魔でした。

ですので、必ずしも2台必要というわけではないと思います。

ウチダ 三角定規 24cmx2㎜ 縮尺目盛付

三角定規は必須です。

ぶっちゃけどれがいいのかわからないと思います。

僕は、ウチダの定規を買いました。

amazon等でレビューに土地家屋調査士試験用と書かれているものを購入するか、アガルートアカデミーからは土地家屋調査士試験用の三角定規が販売されているようなのでそれを使ってもよいかと思います。

ボールペン ゼブラ SARASA CLIP 0.4黒

ボールペンなんてなんでもいいじゃないかと思うかもしれませんが、意外とボールペンによって書き心地が違います。

私は司法書士試験からSARASA0.4を愛用しておりましたので、土地家屋調査士試験もSARASAの0.4を使いました。

ただ図面を書く関係で、細いペンの方がよいのかとも思ったので、0.3も買ってはみましたが図面が書きにくかったので、つかいませんでした。

その他

そのほかには、分度器、三角スケール、コンパスも購入し、試験に持っていきましたが、使いませんでした。

土地の書式で座標値が出なかった場合に、これらがあれば作図ができるようですが、一度も使ったことはありません。

ですので、ほしい方は購入してもよいかと思います。