【設定契約書印字】RICOH Handy Printerを買ったら世界が変わった【司法書士業務】
RICOHのHandy Printerはドットインパクトプリンターにとってかわる存在です。
※司法書士向けの記事です。
RICOH Handy Printer(リコーハンディプリンター)とは
RICOHのHandy Printer(以下、ハンディプリンター)とは、その名前の通り手で持って印刷ができるプリンターです。
僕がここで説明するよりも、動画を見てもらった方がわかりやすいです。
購入のきっかけ
司法書士業務に必須なドットプリンターが高い
司法書士業務では、ドットインパクプリンター(通称ドットプリンター)がまぁまぁ必須なのですが、まともなもの購入すると約20万円ぐらいするんですよね。
ちなみにドットプリンターって、こんなやつ↓
さらっと書きましたけど、
値段がクソたけぇんです!!
で、何に使うかというと
- 銀行が用意した契約書の物件欄の打ち込み
- 権利証の表紙の印字
ぐらいなんですよね。
ドットプリンターの前から書類を差し込み、ダダダダダーっってでかい音を出しながら印刷します。
たったこれだけの作業に20万円も払って、ドットプリンターを購入するなんて馬鹿らしくないですか?
ドットプリンターがデカすぎる
このドットプリンター、値段が高いだけではなくサイズが馬鹿でかいです。
そしてクソ重たい!!
僕みたいな事務所が小さい人にとっては、たまにしか使わないプリンターがドンッと事務所の一角を占拠してしまっているとすごいストレスなんですよね。
つまり、ドットプリンターは司法書士業務に必要にもかかわらず
- 高い
- でかい
- 重い
の三拍子が揃った、買わずに済むならできれば買いたくないものなんですよね。
ヤフオクで1万円で買った中古のドットプリンターが壊れた
このドットプリンター、僕はどうしても新品を買う勇気がなかったので、ヤフオクで中古品を1万円で購入しました。
そうしたら、笑えるんですけど、2回使ったら壊れまして。
まじで、2回ですよ!!
クッソ〜、ジャンク品つかまされた!!って気分ですよね。
そこで、新品を買うか迷ったんですけど、ここで新品を買ってしまうとヤフオクで買った1万円の中古品が全くの無駄になってしまいます。
どうしたものか考えた末に、例のハンディプリンターがRICOHから発売されると聞いて、これしかないと思いました。
ハンディプリンターの使いごごち
正直、同業者でハンディプリンターを買った人を聞いたことがなかったのでめっちゃ不安でした。
ハンディプリンターも4万円ぐらいしますので、そんなに安いものではありません。
これで失敗したら、中古品のドットプリンター1万円プラスハンディプリンター4万円の合計5万円の出費です。
しかし、ハンディプリンターを3ヶ月ほど使ってみてとても便利で、今ではほんとに買ってよかったと思っています。
気になる点1・どうやって使うの?
リコーのサイトから専用のアプリケーションをダウンロードし、そこに印刷する文字を打ち込んだり、イラストなどを読み込み、Bluetooth接続したハンディプリンターに転送し印刷します。
専用のアプリケーションは、ウィンドウズ、アンドロイド、iosに対応しているようですが、私はWindowsでしか使ったことがありません。
※2020.2追記 iosアプリでも使うようになりました。
気になる点2・まっすぐ印刷できる?
まっすぐ印刷できるかは、僕もとても気になっていました。
正直、少しコツが必要です。
ハンディプリンターにもガイドがついています。慣れてくれば、僕は気にならない程度にはまっすぐ印刷できるようになりました。
気になる点3・設定契約書や権利証の表紙に印刷できる?
設定契約書の物件印字、権利証は余裕で印刷できます。
ただやはり失敗したら嫌なので、印刷前には少し練習しますね。
権利証の表紙は、レザックを使ってる場合は凹凸があるので綺麗に印刷できない時がありました。
このほかにも、職務上請求書の依頼者などを印字したり、宛名を印字したりしています。
相続登記だと、職務上請求書を大量に書くので、必要事項をあらかじめ登録しておいて印字していけば、かなり時短になります。
ハンディプリンターのデメリットとメリット
ここまでハンディプリンターの使い方を書いてきましたが、実際使ってみるとメリットもありますが、やっぱりデメリットもありました。
僕が感じたメリットとデメリットについて書いてみます。
まずはデメリットから
ハンディプリンターのデメリット
デメリット1・やっぱり水平には印刷できない
やっぱりプリンターを手で持って印刷するので、水平には印刷はできないですね。
長文になればなるほど、斜めになっちゃいますね。
ただ、僕のハンディプリンターの使い方では、そんなに長文の印刷はしないので、まぁええかという感じですね。
デメリット2・インクカートリッジが高い
インクカートリッジが1個5000円します。
高いっすね。まぁ、まだ一度も交換していないのですが、公式サイトによるとカートリッジ1個で長さ5㎝のバーコードが4400個ほど印刷できるようです。
多いのか、少ないのかよくわからん笑
デメリット3・インクがたまにかすれる
インクがたまにかすれることがあります。
大切な書類に印刷する際は、絶対に試しに印刷するべきです。
最近まで知らなかったのですが、メンテナンスを定期的に行わないといけないみたいで、メンテナンスしていないとインクがかすれちゃうんですね。
メンテナンス方法は↓
ハンディプリンターのメリット
次は、ハンディプリンターのメリットについてです。
メリット1・ドットプリンターほど高くない
ハンディプリンターも4万円前後しますが、ドットプリンターを買うことを思うとめっちゃ安いです。
メリット2・サイズが小さい
サイズは、りんご1個ぐらいの大きさなので、全然邪魔になりません。
使わない時は机の引き出しにでも入れておけますし、カバンに入れて持ち運びもできます。
メリット3・アンドロイドやiphoneからも印刷できる
スマホからもプリントすることもできますので、定型的な文言をスマホにセットしておいてさっとプリントするなんてこともできます。
これは、ドットプリンターには絶対できないのでめっちゃ便利。
出先でスマホアプリを使って印刷するなんてこともできちゃいます。
まとめ
以上、ハンディプリンターを司法書士業務で実際に使用した感想でした。
僕的には、ドットプリンターなんてなくてもハンディプリンターがあれば十分だと思っていますので、これから司法書士で独立開業をする人、まだドットプリンターを買っていない人は、全然ありなプリンターだと思います。
ちなみに最近一番役に立ったのは、市役所の窓口に職務上請求書とハンディプリンターを持っていって、スマホのアプリから依頼者などあらかじめ登録していた事項を印刷したことです。
窓口でたくさん職務上請求書をかくのって疲れますよね。
一時期在庫がなくて定価よりも高くなっていましたが、アマゾンを見てみると今では定価前後での販売がされているようです。
なお、ハンディプリンターは、
の三色で展開されています。
購入される場合は、インクがなくなったときに備えて、予備のカートリッジも併せて購入しておくと良いですよ。
→関連記事
最近のコメント