新型コロナ流行後は、まるでウォーキング・デッドの世界である

こんにちは。

今更ではありますが、海外ドラマ・ウォーキング・デッドにハマって、U-NEXTで見ています。

このウォーキング・デッドというドラマですが、世界観が新型コロナウイルスが流行している現代に通づるとこがあるような気がしています。

ウォーキング・デッドの世界観

ウォーキング・デッドを一言でいうとゾンビドラマです。

なんかよくわからないウイルスに感染した人間が死ぬと、ゾンビとなって蘇ります。

ウイルスは、ゾンビに引っ掻かれたり、噛まれたりすれと感染するというよくある話です。

こんなありきたりなドラマがどうして人気があると思いますか?

僕は、このゾンビウイルスが蔓延する世界観がウケて人気があるのではなく、他のところにあると考えています。

ウォーキングデッドの本質は、ゾンビではなく人間ドラマである

確かに一定のゾンビファンは、ゾンビがテーマであるが故にこのドラマを視聴しているかもしれません。

しかし僕は、ゾンビとかホラーとかはそんなに好きではありませんが、とても引き込まれてしまっています。

それは、ウォーキング・デッドというドラマは、表向きはゾンビをテーマにしているけれども、生き残りをかけた人間ドラマが本質にあるからではないでしょうか。

ドラマでは、町にはゾンビが溢れ、生存している人間は一人では生きていけないのでグループを作って生きています。

このような状況では

  • 人を見殺しにしてでも生きようとする
  • 殺人をしようとする
  • 生きる希望を失う
  • グループでの権力を得ようとする
  • グループ同士での抗争

など平時の世界では起き得ないような自体が発生します。

こういった生きるか死ぬかの瀬戸際に陥った人たちの醜さを丁寧に描写表現しているところが、ゾンビファン以外にも人気がある理由ではないでしょうか。


新型コロナウイルスが流行した世界との共通点

さて、僕は冒頭でウォーキング・デッドが新型コロナウイルスが流行した現代に通づるところがあると書きました。

これは、目に見えないゾンビウイルスが人から人へ感染する恐怖が、新型コロナウイルスに似ているという意味で書いたわけではありません。

日本は、自粛派と自粛不要派に分断されている

新型コロナウイルスに関連して一番大きな問題となっているのは、経済活動・社会生活の自粛についてですよね。

ウイルスを押さえ込むためには、社会生活を自粛して人との接触を極力減らす。

でも、自粛しすぎると経済が停滞してしまう。

このような状況で、日本では自粛派と自粛不要派に大きくわかれているように思います。

自粛警察の存在

自粛が必要か否かについて、議論することは大切かとは思います。

でも、世の中には、自粛警察という人たちが一部存在していて

  • 営業している飲食店に誹謗中傷の紙を貼り付ける
  • 県外ナンバーの車を破壊する

というような行為をしているようです。

こういった行為を見聞きすると、ドラマの中で見た生きるか死ぬかの瀬戸際に陥った人同士の抗争に似ているなと思ってしまいます。

もしかすると、コロナが流行している日本は、ウォーキング・デッドの世界一歩手前まできてしまっていて、極限状態ギリギリまで近づいてしまっているのではないか、なんて考えてしまいます。

まとめ

以上、ウォーキング・デッドを見た感想を現代の状況に重ねて書いてみましたが、まだシーズン2を見終わったばかりなので、まだまだ先は長いです。(Amazonプライムビデオ・ネットフリックスはシーズン9までですが、U-NEXTなら最新シリーズ10まで見れるようです。)

ボチボチ仕事の合間を見つけて視聴していこうと思います。

視聴が終わる頃には、コロナも落ち着いているといいなぁ。